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浅き川も深く渡れ

星野道夫展「星のような物語」を見に行ってきました。

星野道夫さんはアラスカの大自然を撮り続けた写真家です。

先日、母から電話があって「今日病院に行ってきたんだけど・・」と始まったので
体調が悪化してるのかと不安になりながら聞いていたら・・・
「病院の帰りに星野道夫さんて方の写真展に行ったんだけどとてもよかったから
あなたも行きなさい」という「命令」でした。

ナンデモその星野さんの親戚にあたる方が私の実家のご近所さんらしく、
母がチケットをいただいていたそうで。
チケット届けるから見に行きなさい、と。。
そこまでいうなら、と自らチケットを受け取りに実家に帰って、
それで最終日に行ってきました。


最終日、しかも入場締切ギリギリに駆け込み入場・・
そんな事するの私くらいかと思いきや、意外と駆け込む人多数。
中も大盛況でした。閉場時間になってもなかなか帰らない状態。

アラスカの雄大な四季の風景、オーロラ、何なのか説明できない自然の造形物、
そしてそこに住むあらゆる動物たちの姿が写し出されていました。

想像を絶する世界の存在と、そこに住む動物たちの一生を想い、
そしてアラスカに強く惹かれた星野さんの心を想いました。

なぜか私は胸の奥が叩かれ涙がこみ上げてきて、気付くと泣いていました。。

かと思えば、トナカイ?の角のフォルムに高いデザイン性を感じ、その場でデッサンしたり。
ちょっとおかしな観客。


見ていると、動物たちが人間の顔に見えてくる。

そういえば。
チケットを取りに帰った時、母がポストカード10枚と本を4冊も買い込んで帰ってました。
それを私に見せながら、動物たちの表情の豊かさを絶賛してました。

4569665446Michio's Northern Dreams (2) ラブ・ストーリー PHP文庫 (ほ9-2)
星野 道夫 PHP研究所 2005-12-02

by G-Tools


表情があるから人間の顔にみえるのかな。
不思議なほど豊かな表情。

シャッターをきった時の星野さんの達成感が伝わってきた。


星野さんは10年前、ヒグマの事故により他界したそうです。
生涯アラスカに惹かれ、アラスカを愛し、人々に伝え、大自然の中から人生を学び、
遠いオーロラの国で生涯を終えた人。

会場には写真のパネルの合間、所々にコメントが。

「その人間のもつ世界の広がりとは平面の距離ではなくシワのようなものかもしれない。
 どれだけたくさんの深いシワをもらうるか、なのかもしれない。
 そんなに遠くへ出かける必要はないようだ。
 アラスカを13年旅してきて僕はやっとそのシワの存在に気付いてきた。」

私も最近そのシワのようなものの存在に気付いたところでした。
嬉しかった。
私は小さな冒険を繰り返しながら都会の喧騒の中でこれを学び、
星野さんは大自然と向き合い共に生きることでこれを学んだのね。


ちなみに。
「浅き川も深く渡れ」
は小学校の卒業文集に寄せた言葉だそうです。
大物だ。。

東京は残念ながら昨日が最終日。
この後大阪、福島、札幌でも開催されるようです、お近くの方は是非。

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